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バイオLX PCV-LX55/BP

バイオLX PCV-LX55/BP |
バイオのレビューというか製品紹介は、そうそうできるものではありません。何台も持ってるわけじゃあないですからね。そこで、コンテンツ充実のために(笑)某所で使わせてもらっているバイオの紹介をしてみることにしました。
このバイオLXは愛機「PCV-L330A/BP」、すなわちバイオLの後継モデルであります。世代的には、4世代(L-x50、LX-x1、x2、x3。x4は縁起が悪いので無し)も離れており、スペック的にかなりパワーアップしています。OSもWindows XPになっているので何かと便利だったりします。 |
雑誌を読むようにインターネット。画面の角度や、本体、キーボードの置き方で、活用シーンにあったスタイルが実現
具体的には2002年2月2日発売のモデルになり、当時の価格は22〜23万円ほど。安いところでは20万円くらいでも購入できたと思います。
このLX-x5シリーズは、液晶ペンタブレットディスプレイ+DVD-RWドライブ+Giga Pocket(テレビ録画)+Adobeソフトの95G、液晶ペンタブレットディスプレイモデルの85、Giga Pocketモデルの55G、そしてエントリーモデルとなる55の全部で4モデル。
正直、55は何のとりえも無い「省スペース液晶モデル」といった感じ…。数年前までは、それも一つの個性だったのですが、今では当たり前になっちゃいました(バイオのエントリーモデルJX然り)。
OS : Windows XP Home Edition
プロセッサー : インテル Pentium 4 プロセッサー1.70 GHz
メモリー : 256MB(512MBに増設済み)
ハードディスク : 約80GB
ディスプレイ : 専用15型TFT液晶ディスプレイ(1024×768)
ドライブ : CD-RW/DVD-ROM一体型ドライブ
メモリースティック : メモリースティックスロット
サイズ : 幅約167mm×高さ約303mm×奥行370mm(スタンド含む)
重量 : 約6.4kg
Microsoft Office XP Personal搭載 |

パッケージ。省スペースモデルなので通常の15インチCRTディスプレイの箱(と同じくらいの大きさ)に全部入ります。
タブレット専用ペンとペンスタンドの写真があるので、全モデル共通なのでしょう。 |
本体、ディスプレイ、キーボードは、それぞれ1本のケーブルで接続。より自由度の高い配置が可能です

世代によってカラーリングも若干異なるようです。LXの初期モデルは明るめのカラーリングだったようです(写真はLX55。ちょっと明るめに写っちゃってます)。 |

上から見るとこうなってます。Lシリーズよりひと回り大きなサイズです。さらに側面が丸みを帯びたので横置きできなくなりました。 |

このドライブ、開けたと思ったら、ディスクを入れるまもなく閉まったりするのが困ります。運が悪かったのでしょう…。 |

メモリースティックはワンタッチで出し入れできるようになりました。これが非常に便利。 |
高度な性能を詰め込みながら、幅約107mmのスリムなボディ。ディスプレイの後ろへもスマートに配置することができます
ドライブはスリムタイプから通常の5インチドライブになったので、おそらくコストダウンできたのでしょう。ただ、シングルCDはアダプタがないと使えなくなりました。縦置き専用ならば、その辺にも配慮して欲しいところです。
グラフィックアクセラレーターは「NVIDIA GeForce2 MX(AGP4Xモード動作)」のため『FFXI』の必須スペックを満たしていません(笑)
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外部接続端子(前面)
メモリースティックスロット×1
PCカードスロット TypeII×1、CardBus対応
USB×1
i.LINK S400(4ピン)×1 |
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外部接続端子(背面)
付属液晶ディスプレイ専用ディスプレイ出力(34ピン)
USB×2
オーディオ入力(ライン入力:ステレオ、ミニジャック×1、マイク入力:モノラル、ミニジャック×1)
ヘッドホン出力(ステレオ、ミニジャック×1)
ネットワークコネクター(100BASE‐TX/10BASE-T×1)
モデム用モジュラージャック(LINE×1、TELEPHONE×1)
i.LINK S400(6 ピン)×1 |
PCIボード拡張スロットはふたつ。ひとつは既にモデムが取り付けられているので、空きはひとつ。Giga Pocketモデルでは、そこにMPEG2リアルタイムエンコーダーボードが取り付けられているようです。
ヘッドホン端子やマイク入力は背面に回ってしまいました。ヘッドホン端子は前にあって欲しいなぁ。
迫力ある音を聴かせるステレオスピーカーを、スリムな液晶ディスプレイの両サイドに内蔵しました

性能も大幅にアップした液晶ディスプレイ。DVDを見たときはちょっと驚きました。ちなみに重さは、約5.1kg。
「ダブルヒンジ機構採用により、垂直から最大65度まで画面が傾斜。使う人の姿勢などに合わせて柔軟に角度を調整できます」 |

ステレオスピーカーとチューニングボードは液晶ディスプレイと一体になっています。
黒い縁の部分にあるのは、電源ランプとインフォメーションランプ。
側面には、明るさ調整ダイヤルと音量調整ダイヤルがあります。 |

右側にはUSBコネクターとマウスコネクター、反対側にはキーボードコネクターを。
すみっこの穴はディスプレイケーブルを通す穴。左側にもあり、レイアウトによって変えることができます(Lシリーズには後方にもあり、合計3つでした)。 |

付属のスクロール機能付きホイールマウス。ツートンカラーじゃなくなりました。 |
使わないときは、キーボードをディスプレイの下に押し込んで収納。机を広々と使えます
Lシリーズでは本体とキーボードをつないでいたのですが、ディスプレイとキーボードをつなげるようになりました。配線的には、この方がすっきりして○です。
逆にキーボードとマウスを接続していたのが、ディスプレイとマウスの接続になってしまいました。こっちは個人的に前の方が良かったと思います。
開閉式のパームレストはキーボードカバーにも。ホコリも防いで、コンパクトに収納が可能です

日本語キーボード。テンキーが加わり、プログラマブル・パワーキーも右側に移動しました(Lシリーズはテンキーレス、PPKはキーボード上側)。
サイズ:幅435mm×高さ51mm×奥行205mm(パームレスト含む) |

Lシリーズの特徴でもあった「パームレスト兼用キーボードカバー」を継承。今ではバイオWを除くデスクトップバイオ共通の仕様となりました。 |

キーボードに傾斜をつけるスタンド。Lシリーズ同様、折りたたんで収納できますが、ちょっぴり機構が弱くなったかも。 |

Lシリーズでは内蔵されていたFDDがなくなったので、追加した別売りUSBフロッピーディスクドライブ「PCVA-UFD2」(オープン価格)。
サイズ:約幅103.5×高さ17.0×奥行き142.0mm
質量:約285g
ケーブル長さ:約475mm |
電源オフ状態から、メールソフトなどをワンタッチで起動できる「プログラマブル・パワーキー」を装備しました
キーボードをディスプレイの下に収納できるのですが、両者の幅がぴったり同じなので、ちょっとしたことですが、デザインに統一感のようなものがあります。しかも、ただディスプレイの下に置ける、というだけでなくディスプレイの足とキーボードの下のスペースがガシっとかみ合うように設計されています。
パームレストには、それ自体の機能の他、キーボードカバーとしての役割もあります。この「キーボードを隠す」というのは初心者やパソコンが苦手な人に威圧感を与えないという効果があるそうです。加えて、未使用時はスッキリしたデザインとなるのが○。このような「未使用時のパソコンのあり方」(インテリアとしての)への配慮もまたバイオL/LXシリーズらしさのひとつではないでしょうか(バイオWでは、さらに推し進められていますね)。
このLX55自体は、冒頭でも述べたように今となってはフツーの省スペース液晶デスクトップ。Lシリーズからスペック的には大幅にパワーアップしているものの(それは「バイオ」自身の成長ではない)、デザインや使い心地に関しては、所々パワーダウンを感じています。横置きできないとか、筐体が太ったとか、スリムドライブじゃないとか、マウスがツートンカラーじゃないとか、FDDがないとか…。「バイオ」と呼ぶには、少し物足りないかもしれません。ちょうどバイオJX「PCV-JX12」のように。とはいえ、ただのパソコンと呼べないほどの細かな配慮があるのも事実。そんなところに人気の要因があるのではないでしょうか。
…なのですが、このLX55にバイオらしさを求めてはいけません。だって、教育機関の備品なのだもの(笑)ネットとメールとオフィスが使えればそれでいいのです。もうしばらく僕が活用するから頑張ってね(ここでみんなに紹介してあげるから)。
Lシリーズは、「液晶ディスプレイ×縦置きも可能で省スペースに配慮した本体×心地よい使いやすさ」をコンセプトとした「スマートデスクトップ」として、その個性を大いに発揮したバイオでした。
これを受け継いだLXシリーズは、ディスプレイに直接書き込むという「液晶ペンタブレット」によって、新たなスタイルを提案することになりました。加えて、以前はバイオのハイエンドモデル向けであったテレビ録画機能やDVD-RWドライブも加わりパワーアップ。2002年秋には液晶ディスプレイ上部にカメラを搭載し、HSシリーズとして生まれ変わりました。
一見すると、ペンタブレットやカメラはとってつけたような印象を与えますが、実は、Lシリーズの企画段階(90年代)から、これらのコンセプトはあり、21世紀にようやく実現したという背景があります。そう考えると、これからバイオの向かう場所が非常に楽しみですね…と上手くまとまったところで、おしまい。
2002/11/27 shunmi
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